FXで本気で勉強したい人は塾やスクールにはいくべきではない。

2020年12月7日 2:41

FX本気で勉強と検索してみると、びっくりするぐらいスクールやら塾やらが出てきます。

事業主はさぞ儲かっていることなのだろうが、サイトのデザイン性からくるイメージや煽り文句と実際に教えてもらって稼げるようになるかどうかはまた別である。

そして特にBtoCビジネスは顧客をカモと思っている節があるのもまた事実。

もちろん表面上は顧客第一を掲げるだろうが、実体が必ずしもそうとは限らない。

しかも、それでいてお客様は神様だと勘違いしている消費者が多すぎるので、そういった人ほどはめ込まれやすい。

不動産の営業やら生命保険、証券会社や銀行の金融商品の店頭販売、ソシャゲーにコンビニ、ケータイ電話ショップなどなど、あげだしたらキリがありません。

今回はFXの塾やスクールに行くべきではない理由について見ていきます。

相場で勝てないから本気で勉強するという理由でスクールに行くと相場と塾とで2度養分にされる。

資格スクールに通ってもビジネスでは通用しないケースの方がはるかに多い

FXの塾やスクールを検討している人に考えてほしいのは、この手のビジネスも当然事業体が稼ぐためにやっているわけであって、塾やスクールに通った人がその後どうなったかは未知数であるということです。

例えば類似例として資格スクールや資格ビジネスがその典型例でしょう。

○○の資格をとれば転職に有利!と宣伝されるものの、実際に資格だけの人は仕事では使い物にならず、むしろ転職に不利になることすらあります。

もちろんスキルアップのためのポジティブな理由で勉強をするのであれば問題ないでしょう。

しかし、資格を取ったとしても大抵の場合は大して年収も上がらないのが実体です。

それもそのはず、会社からすれば社員が資格を取ろうが取りまいが業績は変わりません。

会社は業務を遂行して売り上げをあげたいと思っているのです。

一社員がスキルアップしたかどうかは、表面上はスキルアップしてくれとはいうが、正直どうでもいいのです。

もし本当に会社が切実に個人のスキルアップを望んでいたとしたのならば、会社が積極的にスクールや講師を頻繁に呼んで勉強させているはずである。

経営者目線で考えれば、売上に関係ない行為をしても評価はそれほど上がらないのは当然でしょう。

英語学習もそうです。

英語学習は他の資格とは異なり、年収をあげるためのコストパフォーマンスが良いのは事実です。

しかし、書店に行けば英語本が大量に並べらているが、TOEICが本当にビジネスで役に立つのか?というとかなり怪しいところです。

しかも、聞き流すだけで英語耳になる!みたいなかなり怪しい参考書などもたくさん売られています。

もちろん英語の基礎は習得できるだろうが、TOEICのスコアが高かったところでまともに英会話ができるわけではないのです。

TOEICはビジネス英語と銘打ってはあるが、実体は英語の初歩の初歩なのです。

話をFXに戻しましょう。

FXの塾やらスクールに入って本当に稼げるようになるのか。

宣伝文句に踊らされていませんか?

今一度考え直した方が良いと思います。

相場で勝てないからという理由で入ると養分にされる

弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂、一難去ってまた一難など言われるように、精神的に追い込まれた人は冷静に物事を判断することができませんし、そういう人は怪しい人に目をつけられてはめ込まれるものです。

スクールや塾に入るのであれば、相場で勝てないから勉強するという否定的な理由から勉強するのではなく、せめて肯定的な動機で入るべきでしょう。

例えば、「投資で1億稼ぐ!」とかそういった動機で、手段として塾やスクールを利用するというならまだありだと思います。

でも勝てないから勉強するって、じゃあビギナーズラックで勝ててたら一生勉強しなかったってことですか?

それはもはや、投資の手法やら理論、資金管理がどうこうとかいう次元ではありません。

マインドセットの問題でしょう。

投資うんぬんから一度離れたほうがいいと思います。

本当に投資で勝ちたいと思っていて、誰かに教えて欲しいと思っているのなら、塾やスクールではなく本物の投資家に直接会いに行って頭を下げて教えてもらいにいったほうが100倍良いと思います。

訳の分からない塾やスクール、勉強会なんかより、商売心の無い、下心の無い人に直接教えてもらった方がよっぽど信用できます。

マーケットでは本気で勉強したいという人ほど負けるようになっている

ここからは、FX本気で勉強したいと思っている人が見落としている点について見ていきます。

たくさん勉強したら勝てるのか?本気で勉強したら勝てるのか?

FXに限らず、何かことを成すにはある程度の勉強は必要不可欠です。

しかし、勉強を沢山したらうまくいくか、本気でやったら成功するかというと、それは違います。

むしろ勉強しすぎると弊害が起こります。

それは不必要な選択肢が増えた結果、最善の選択をすることができなくなります。

この情報社会においては、情報を入れすぎることがかえって失敗を招くのです。

トレードの世界でもそうです。

訳の分からない分析手法やらインジケーターが無限に存在しますが、大抵はよくあるシンプルな物の方が優れているのです。

たくさん勉強すれば、良い大学に受かる。

たくさん働けばその分だけ稼げる。

努力したら報われる。

典型的なサラリーマン思考で労働者階級的な考え方です。

マーケットでは労働者階級的な思考は捨てるべきです。

なぜなら、そこは資本家たちがたむろしてる戦場です。

資本家と労働者がまともにやり合って、サラリーマン的な思考で勝てるわけないでしょう。

マーケットを甘く見過ぎです。

もっと肩の力を抜いて、難しいことはしない

本気でFXを勉強したいという人は肩に力が入り過ぎているのです。

真面目過ぎるのです。

真面目だからといってマーケットで稼げるわけもなく、また真面目だからといって会社で評価されるわけでもありません。

むしろ不真面目な人の方が会社では評価されます。

不真面目な人の方が世の中上手にわたっていきます。

そして、真面目に努力すればするほど空振り三振して意気消沈するものなのです。

真面目になればなるほど難しいことをやろうとするのです。

肩の力を抜きましょう。

何が大切で何が不必要なのか?

トレードというマネーゲームで勝つためには何が必要なのか?

今一度整理して考えてみるべきです。

投資に限らず本当に重要なことは何なのか?

本質を見抜いてそれを実行すれば何事もうまくいくものです。

合理的な選択肢をとれば投資だろうがビジネスだろうが稼げる

ビジネスの基本はTTP(徹底的にパクる)と言われるように、投資でも同じことが言えます。

合理的に考えて、うまくいっている投資家に直接あって教えてもらうというのも一つの手でしょう。

しかし、本物の投資家に直接会うことができないのであれば機関投資家のまねをするというのも一つの手でしょう。

機関投資家はアルゴリズムを駆使したシステムトレードで高速取引を駆使して稼いでいます。

その方が取引スピードが上がって約定において有利になりますし、メンタルに依存しない取引ができるからです。

もちろんシステムトレードの場合はシステムのオンオフの判断を人間が下さなければならなりません。

しかし、システムトレードで稼ぐというのはたとえ個人投資家であったとしても十分検討に値する投資手法だと思います。

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