トレードで失敗する原因の多くはメンタルから来ていると言われています。
とはいえ、どんなプロであってもメンタルで負けることはあります。
ではなぜプロはメンタルで負けることはあっても最終的にはプラスへ損益を持っていくことができるのでしょうか?
メンタルがやられたとしてもそこからのリカバリーができるから、仮に負けたとしても収益をプラスに持っていくことができるのです。
今回はそんなメンタルが崩壊してしまった場合のリカバリー方法や取るべき行動について見ていきます。
投資で失敗してメンタルが崩壊したときの取るべき行動
相場から離れる
人間は感情的な生き物です。
どんなに感情を排除しようとしてたとしても、感情を完全に排除することはできません。
そしてお金のこととなると尚更メンタルを完全にコントロールするというのは限りなくて難しいと言えます。
であれば、感情そのものをコントロールするというよりも一旦相場から離れて冷静になる、冷静になるまで待つという方が理にかなっているでしょう。
無理なものは無理なのですから。
その方法として、負けたらその場から離れるというオペラント条件付けをすることがお勧めです。
オペラント条件付けとは何々をしたら何々をするとあらかじめ決めておくことです。
脳にパターンを刻んでおくことでその状況が実際に起きたら無意識にそれができるようになります。
例えば会社に行ったら仕事をするとかカフェに行ったら本を読むとかです。
あらかじめ一定の行動を決めておいて、それを繰り返し行うことで条件反射的にその行為を行うことができます。
このオペラント条件付けを利用して負けたら席を立つ、負けたら他の事をやるということはあらかじめ決めておくと、メンタルが原因で負けるということを事前に防ぐことができます。
また仮にメンタルが原因で負けたとしても、負けを取り戻そうとしてさらにトレードすることはなくなります。
なぜなら一度席から離れ相場から離れるからです。
席から離れることで冷静さを保つことができます。
投資からしばらく離れる、家からしばらく離れることが逆に投資で勝つ秘訣となるのです。
人は人生において様々な失敗をします。
失敗をしない人間などいません。
皆さんもそうでしょう?
しかし思い返してみると、過去の失敗のことについて、終わってしまったことはしょうがないと冷静に認識できるようになっているはずです。
今まで投資以外で失敗してきたことも、今となってはどうしようもない、特にいまさら悔やんでいる人は少ないはず。
つまり時間が解決してくれるのです。
だから一旦相場から離れる必要があります
PDCA回す
負けたら席を立つというオペラント条件付けに加えて、PDCAを回すということも忘れてはいけません。
当然負けたのには理由があります。
その理由をそのままにしてはいけません。
失敗は成功の元と思います。
むしろこれをチャンスだと思えるかどうかが最終的にトレードで勝つかどうかに関わってくるでしょう。
短期的な勝ち負けにとらわれず、最終的に安定して勝てるようになることを目標とするためにもPDCAは必ず回していく必要があります。
一般のサラリーマンでも仕事においてはPDCAは回しているはずですが、こと自分のことになるとPDCAは回さないという人がほとんどではないでしょうか?
これは仕事だからやらされている、だから出来るのですが、投資は仕事ではなく自発的に行うことであるのでPDCAを回すのなんてめんどくさい、だからやっていないということでしょう。
それでは トレード技術はいつまでたっても向上しません。
必ずPDCAは回しましょう。
トレード以外のことに没頭して忘れる
人が不幸になるのは何かを考えるからです。
何かを考えることで誰かと比較してしまったり絶望を抱いてしまったりして精神的に不安になるから不幸になるのです。
逆に幸福な人ほど何も考えていません。
何かに熱中しているとあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。
よくあるのが自分が好きなものに熱中すると、フロー状態となるのです。
これを利用しましょう。
自分が心の底から好きなものをやりましょう。
そうすることでトレードで負けたという不安がなくなってきます。
それだけで精神的にも安定します。
そして完全に精神が安定したら再び机に座りましょう。
できれば1日以上あけるの理想です。
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