FXで経済指標を使った勝ち方はやるべきではないこれだけの理由

FXで経済指標を使った勝ち方にはどのようなものがあるでしょうか?

経済指標にはGDPから住宅指標など様々なものがあり、相場の状況によってどの経済指標が重要になってくるかが変わります。

事実、コロナ渦の時にはコロナウイルス感染者数が株式投資などでは重要な経済指標となりました。

従って株式投資などではその時に適切な経済指標を選んでいく必要があります。

しかしFXのトレードで安定的に勝つということを考えれば、あえて経済指標は使わないというのが経済指標の正しい使い方でしょう。

今回は経済指標を使った勝ち方はやるべきではない理由について見ていきます。

経済指標を使ったFXの勝ち方はギャンブルと同じだからやめるべき

経済指標が市場予想と当たるか外れるか運しだいでギャンブルである

結局のところ、経済指標が当たるかどうかというのは誰にも分かりません。

まさに神のみぞ知ることです。

それを当てようとすること自体がナンセンスなのです。

経済指標が市場予想と当たることもあれば、市場予想と全然違う値となることもあります。

前者であれば特に問題はなくマーケットが大きく動くということもありませんが後者であれば別です。

経済指標が市場予想と大きく離れれば離れるほど、マーケットは荒れだします。

マーケットが急激に荒れればそれだけで大やけどを負う可能性もあります。

したがって経済指標前後でポジションはいったんスクエアするのが基本なのです。

そもそも投機のトレードは「当てる」ものじゃない

またFXトレードはそもそも上がったり下がったりを当てるという投資ではありません。

株の場合はファンダメンタル投資でも稼げますし、儲かる会社を当てるという側面もあるのである意味間違ってはいませんが、FXのトレードは投機です。

投機と言うとギャンブルのように思われがちですが、投機とギャンブルは全く違います。

投機はあくまでも勝つ可能性が高い方にかけ続ける、それによって利益を出す行為です。

断じてギャンブルのように運によってお金を稼ぐ手法ではありません。

投機はチャートという過去の取り引きの積み重ねからおこる経験則に基づいた、歴史に基づいた優位性の高いトレードを行うことです。

だからそこの経済指標を使った投資法は止めるべきなのです。

重要な経済指標があるときはポジションをスクエアするのが基本

FOMCや重要な経済指標の発表のときは基本的にポジションをスクエアすべきです。

つまりポジションを保有しない状態にすべきです。

なぜなら経済指標の発表を踏まえて相場がどうなるかは誰にもわからないからです。

誰にもわからない、つまり優位性が無いのでポジションをスクエアするのです。

誰にもわからないということはポジションを持っていることが極めてリスクの高い行為となるからです。

もちろんリスクが高いので、上手くいけば大金を稼げるでしょう。

しかしそのような無理なトレードを回数を重ねれば必ず負ける時がおのずとと訪れます。

そして、こういった経済指標の前後の取引では負けた時に損切りをしたくてもできないという事象が発生します。

なぜなら現在のマーケットの取引の7割はアルゴリズムによって行われており、これらは高速取引で人間が物理的に不可能なスピードで高速で取引を行います。

そして同じ値段で取引をする場合は時間優先の原理により先に取引を申し出た方が取引の優先権を得ます。

従って人間ではアルゴリズムには勝てないため、損切りしたくても損切りできないという状態に陥るのです。

こうなってくると塩漬けになるか、あるいは成行決済となります。

塩漬けは論外ですが、成行決済では不利な値段で取引が行われてしまう可能性が非常に高く、その結果資産が大幅に減ってしまうということが起きてしまうのです。

だからこそ、リスクが非常に高い博打のような経済指標の前後でのトレードは止めるべきなのです。

経済指標は無視すべきこれだけの理由

重要な経済市場も結局すべてチャートに織り込まれる

FXトレードにおいて基本的に経済指標は無視すべきです。

当てようとすることこそが無意味なのです。

なぜならFXトレードは投機であり、投機て稼ぐというのはテクニカルで稼ぐということだからです。

経済指標などはファンダメンタルズでありますが、ファンダメンタルズで稼ぐのであればテクニカルトレードではなくてFXのスワップポイントで稼ぐべきでしょう。

もっともスワップで稼げる金額はたいしたものではないのでお勧めできませんが。

そして経済指標も結局のところ発表されれば最終的にチャートに織り込まれます。

チャートさえ見ていれば良い、チャートに全てが書いてある。

これがテクニカルトレードの基本的な考え方です。

したがってチャート以外のものである経済指標はそもそもトレードに参考をすべきではないです。

優位性の高いときのみポジションを保有する

それでは具体的にFXトレードで勝つためにはどうすればいいでしょうか?

それは優位性の高い時のみポジション保有するべきです。

優位性の高い時というのは、つまり勝つ可能性が高い時です。

具体的にはトレンドへの順張りです

トレンドへの順張りのみをし続けることで負けないトレードが出来上がります。

負けないトレードに徹するだけで勝ち続けることができます。

経済指標によるトレードは当たらないこともあります。

当たるか当たらないかはわからないので優位性が高いとは言えません。

したがってギャンブル投資といわざるおえません。

その一方で、過去のチャートを見ればトレンドというものは確実に存在しています。

従って、このトレンドに乗っかっていくということが歴史的にも既に優位性の高い取引であると実証されているのです。

だからこそ、トレンドへの順張りトレードで経済指標は無視する、重要な指標の時はポジションをスクエアするのが正しいトレードなのです。

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