FXでトレードする際の適切な環境とは?

投資・トレードに限らず、何か新しいことを始めるにあたって始めにすべきことは適切な環境を構築したり、道具をそろえることです。

人間は環境に大きく左右される生き物であることは科学的に証明されています。

それに良い道具をそろえることにケチっていては稼げるものも稼げません。

プロのアスリートが良い例でしょう。

以前、ある外国企業が開発した水着を着た競泳選手が軒並み良い成績を収めたということがありましたが、良い道具をそろえるのも実力の一部です。

だからこそ、トレードに必要な環境にお金をケチるべきではありません。

適切な環境をそろえて稼ぐためにも、トレードにおける適切な環境や道具についてまずは知る必要があります。

環境を整えることの重要性

具体的にトレードにおける良い環境や道具を紹介する前に、環境を整えることの重要性について見ていきましょう。

環境とその人の人生や年収などの研究はたくさんあります。

有名な話だと、東京大学に入学した人の多くは自分の努力によるものではなく親の財力による影響がはるかに高いという研究がそれにあたります。

本人がどれくらい努力したかよりも、単に裕福な家庭に生まれて、一流の塾や家庭教師など親が勉強をできる環境を提供したから大学に入学できたのだというものです。

逆に言えば、東大を卒業した人でも、幸にも裕福な家庭に育っていなければ、良い環境で育っていなければ現在のように良い人生を過ごせては無かったとも言えます。

それだけ人間にとって環境が人生を、人を変えるのです。

なぜなら環境が潜在意識に与える影響があまりにも大きすぎるからです。

人間には潜在意識と顕在意識があります。

私たちが何かを物事を考える際に働く意識が顕在意識です。

一方潜在意識はいわゆる無意識といわれるものです。

我々人間は人生の多くの時間を潜在意識によって動いています。

また、顕在意識を利用する場合でも潜在意識にアクセスしているので良い行動の元になるのは潜在意識ということになります。

この潜在意識は日々過ごしている環境によって徐々に構成されていきます。

従って、トレードに限らず何かに挑戦する際に可能な限り良い環境を整えられるかどうかが成功できるかどうかの重要なファクターの一つとなるのです。

裁量取引でFXでトレードする際の適切な環境とは?

それでは本題である、適切なFXのトレード環境について見ていきましょう。

PC

デスクトップのパソコンを選びましょう。

ノートパソコンだと画面が小さく見にくく、トレードに適しているとは言えません。

またノートパソコンの方が安いように思えますが、スペックを同じくらいにするとデスクトップの方が安くなります。

またカスタマイズの観点からもデスクトップの方が優れています。

OSはMAC、windowsのどちらでも良いです。

大抵のチャートツールではMACとWindowsの両方用意されています。

ただし、PCのカスタマイズ性を考えるとwindowsに軍配が上がるのでWindowsの方が無難といえるでしょう。

とはいえどちらのOSでも問題なくトレードはできます。

PC選びで最重要なのが、そのスペックです。

トレードで主に使うのはCPUとメモリです。

CPUは人間でいう脳に相当するパーツです。

CPUが高性能であれば処理スピードが上がり、低性能だと処理スピードが下がります。

一瞬一瞬の取引が大事になってくるトレードにおいて、高い処理スピードは必須です。

最低でもintel core i5以上のCPUを使いましょう。

メモリはよく作業台に例えられえます。

作業台が広ければCPUの性能をフルに使いつつ、一度に複数のタスクを同時に処理することができます。

逆に、どんなに高性能のCPUが存在しても、作業台が狭ければ同時に作業できる量も減ってしまいます。

メモリが低いとPCが固まることが起きるてしまいます。

一瞬一瞬のタイミングが大切なトレーダーにとってこれは致命的です。

トレード以外のものを一切入れないとしても、最低でも4GB以上、トレード以外にも仕事やら何やらでPCを使う可能性も大いにあるのでできれば8GB以上欲しいところです。

モニター

モニターは複数台必要です。

確かにFXのトレード自体は1枚のモニターでも、低スペックのCPUやメモリでもできます。

ですが、他のトレーダーも複数台のモニターで相場を見ているということを考えれば、高性能のCPUとメモリ、そして複数台のモニターをそろえて始めて画面の向こう側のトレーダーと同じ土俵に上がれるといえます。

よくある証券会社やFX会社のように、プロは複数のモニターを使って同時に情報を見ています。

こういった人たちを相手にする以上、最低限相手と同じ環境を構築するべきです。

もちろんトレーダーや取引機会によっても必要な枚数は変わりますが、最低でも4枚のモニターは欲しいところです。

モニターが1枚だとダメなのは、一度に見れる量が圧倒的に少ないからです。

デイトレードやスキャルピングなどの短期売買は特に多くの情報を必要とします。

理想は顔だけを動かすだけであらゆる情報にアクセスできるような状況を作ることです。

デスク&チェア

長時間パソコンの前にへばりついていることもあるので負荷のかかりにくいリラックスできる椅子と複数台のモニターを設置できるほどの大き目なデスクが必要です。

自動売買でFXでトレードする際の適切な環境

裁量トレードの場合は一度に複数の情報を得て、自分で判断して取引をしなくてはいけないため、どうしてもモニターやらPCやらでお金がかかってしまいます。

一方、自動売買で取引する場合はスマホ一台のみでもトレード可能です。

PC

自動売買で取引する場合、PCのスペックはそこまで気にしなくても問題ありません。

複数台のモニターも不要なので、最低限自動売買を稼働しても問題ないスペックで十分可能です。

参考までに僕の場合は裁量トレードはデスクトップで、自動売買はあまりスペックの高くはないノートパソコンをつけっぱなしにして取引しています。

自動売買の注意点として、パソコンをずっと稼働させておかなくてはいけないということが挙げられます。

例えば、Windowsの更新プログラムなど強制的に発動してしまっていつの間にかPCが再起動さてていたなんてことがまれにあります。

こういうときにポジションを持っていると自動売買がストップしてしまい、大変なことになってしまうので注意が必要です。

VPS&スマホ

PCではなくスマホでFXの自動売買を動かす場合は一般的にVPSが必要です。

月に2000円程度VPSの費用が掛かりますが、裁量トレードで環境を整えるのに数十万円はかかることを比べればかなり安価にすみます。

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