
FXの自動売買って儲かるの?という疑問を思っている人は結構いるようです。
なかには、詐欺業者のようなものに当たってしまい全く稼げないような自動売買を掴まされてしまうケースもあるようです。
その一方で全く問題ない稼げる自動売買もあります。
百聞は一見にしかずとも言うように、ユーチューバーで有名な俺的ゲーム速報JINさんが、自動売買ソフトを使った動画があります。
これに関して言えばきちんと利益が出ているようです。
何か特に自動売買に関する売り込みをしているわけでもなく宣伝っぽくもなくないのでポジショントークではなく純粋に自動売買で稼げるということが分かります。
これらのことから、自動売買が決して儲からないということはないようです。
それではなぜ自動売買が詐欺だと思われているのでしょうか?
その理由について詳しく見ていきます。
FXの自動売買が儲からない、詐欺といわれる理由
誇大広告
どんなビジネスにも広告には優良誤認と言った誇大広告がつきものです。
これはネットのネット関連の広告に限らず 折込チラシの広告やテレビのCMなど、一見怪しさの無いような広告でも誇大広告が中には潜んでいます。
これは言ってみれば、常識のようなものですが、中にはこういった広告に騙されてしまう人もいるようです。
もちろん、一番悪いのはだます側です。
しかし、 厳しいようですが騙される側の勉強不足であることもまた事実です。
たとえばスマホでワンタップだけで稼げる~であったり、月利100%で稼げる~といった明らかに詐欺的な文言に騙されたり、馬鹿をだますためのマーケティングとして金持ちアピールをふんだんに使って稼げますよ!と言いかけてくるものに騙される方にも問題はあります。
こういった方は厳しいかもしれませんが遅かれ早かれ投資系のビジネスに騙されていたと思います。
ひと昔前は証券会社やら保険の営業マン、不動産家などに投資をすすめられたものを買うとカモにネギを持たされていましたが、それが近年、店頭で騙されていたのがネットに移り変わったということでしょう。
無論、騙す行為は正当化はできません。
しかし、大前提としてそういった人は社会の勉強不足なのだと思います。
よく小学生や中学生といった子供がなぜ勉強をしなくてはいけないのか?という質問をすることがあります。
これに対する回答としてよくあるものとして次のようなものがあります。
社会に出てから騙されないために、馬鹿だと騙されるから勉強するのです。
これはあながち間違っていないと思います。
世の中にはビジネスには2種類あります。
BtoBとBtoCです。
ビジネスで一番稼ぎやすい分野はお金持ちに対するビジネスです。
具体的に言うとBtoBでしょう。
対法人ビジネスは相手の法人が金をたくさん持っているので、いかに相手から信頼されるかが大切になってきます。
信頼されさえすれば、多少非合理的なものであったとしても商売はスムーズにいきます。
いい例が、ウォーターサーバーでしょう。
都内のオフィスに行くと、よくウォーターサーバーが入っています。
ハッキリ言ってただの水です。
法人は大量にお金を持っているお金持ちなので、財布のひもは緩く、こういった金持ちビジネスでは信頼さえ気づければただの水でさえ売れてしまうのです。
一方でBtoCの場合は必ずしもそうとは限りません。
最近でいうなればセブンイレブンなんかがいい例でしょう。
上げ底弁当、詐欺タピオカドリンクなど、優良誤認させるような商品をどんどん市場に出しています。
TwitterやらSNSでは批判する声が高まっていて、もうセブンでは買わない!といった怒りの声すら見受けられますが、そんな現状とは反して、コンビニ業界でコロナ下で唯一一人勝ちしているのがセブンイレブンです。
特に昨今は日本人の所得は大幅に減っており、金持ち商売ではないので財布の紐が固いですし、効率よく稼ぐとなると バカをターゲットにしてはめ込んで金を稼ぐというのは言い方は悪いですが効率的で生産性は高いです。
多少の信頼性は犠牲にしたとしても、よくある不動産ビジネスや保険ビジネスなどのように、はめ込んむことを前提としたビジネスのほうが実際儲かったりします。
我々はそういった業者に騙されないように勉強していかなければなりません。
どんな相場状況でもずっとつけっぱなし
自動売買は儲からない、大きな損失をしたという人はどんな相場でもずっと自動売買をつけっぱなしという人が多いです。
自動売買は基本的に相場の荒れていないときに使用するものです。
というのプログラムされているアルゴリズムとは基本的に相場の荒れていない状況を前提として書かれていることが多いからです。
全ての状況に対応できる自動売買というものは存在しません。
そんなものがあったら逆に紹介して欲しいです。
確かに自動売買額は自動で取引出来るので、万能のような聖杯のように錯覚しがちですが、自動売買のオンオフは人間が決めることです。
相場が荒れだしたときもずっとつけっぱなしにしていれば損を出すのは当然でしょう。
FXの自動売買が稼げる理由
単純処理系では人間と機械では機械の方が優秀
トレードというのはいってみれば単純作業です。
過去の相場状況から分析して特定な状況になったらポジションを持ってトレードをする。
それ自体は難しい行為ではありません。
であれば機械に任せてしまうというのが合理的判断でしょう。
当たり前ですが人間と機械やシステムでは、単純処理系においては機械やシステムの方が圧倒的に優れています。
これはもはや今に始まったことではないですが、機械やシステムというのは人間のように疲れを知りません。
電源さえ付いていれば 一生働き続けます。
人間が得意な分野は複雑処理系でしょう。
しかし、複雑処理系でも機械、AIの方が人間よりも優秀になりつつもあります。
機械学習が進み、数年後数十年後にはAIが人間よりも賢くなると言われています。
そんな時代に未だに全て手動でトレードするというのは非合理的ではないでしょうか?
そしてこの合理性が非常に大切です。
お金を稼ぎたいと言う目的は人それぞれですが、大抵の理由は人間が合理的ではないことが原因だと思います。
仮に合理的であるならば、十二分にお金を持っており、別に今すぐ投資しなくてはならないというわけでもないでしょう。
その証拠にサラリーマンの生涯年収は2億円と言われています。
2億も稼いでいるのにこんなにもお金に困っているというのは何かおかしいのではないでしょうか?
それは結局のところ、合理的な経済活動ができていないから支出が多くなりすぎているのではないでしょうか?
まずは思考を合理的にする、そして行動に移す。
お金を効率的に稼ぐのにはこの合理性こそが大切なのです。
大手の機関投資家もアルゴリズムを導入している
ウォール街のような機関投資家ですらもシステムトレードへと移行しています。
機関投資家ですら人間ではなく、システムトレードへと移行しているのです。
例えばユーチューバーの高橋ダンは元ウォール街のトレーダーですが、彼もすでにウォール街ではトレードにはアルゴリズムが導入されているといっています。
トレードは機械に任せ、人間がやっているのは相場の分析など、あるいはシステムのオンオフの判断と言ったことをやっているのです。
大手の機関投資家ですらシステムトレードに移行しているのに、個人投資家になるとシステムトレードが稼げない儲からないというのは明らかに合理的ではありませんよね。
自動売買は稼げるに決まっているのです。
逆になぜ儲からないと思っているのかが不思議です。
実際問題として人間が思考し、行動するのにはタイムラグが生じます。
ここが取引ポイントだと脳で思考し、電気信号となって体を動かしマウスを操作しカーソルを取引ボタンまで移行してからクリックする。
この間にシステムトレードでは超高速売買が行われています。
人間の意思決定スピードから行動に移すまでのスピードと、システムトレードでの超高速売買ではスピードが圧倒的に違います。
そして、相場の約定ルールして時間優先のルールというものがあります。
同じ値段での取引の場合、先に取引を申し込んだ方が優先して約定されるというルールがあります。
つまりシステムや機械を使った方が圧倒的にトレードで有利なのです。
にもかかわらず 手動でやることをまるで美しいことと考えるのは完全に労働者的な考えです。
しかし金融マーケットは労働者的な考えよりも、資本家的な考えの方が強いのは明白でしょう。
そもそも投資というものは資本家がやるものなのですから、資本家のマインドセットに従ってトレードした方が良いに決まってます。
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