【スワップ】すべきではないスワップ金利取引【FX】

こんにちはニ宮です。

こんかい紹介するスワップポイントを用いた、トレードになりますが、基本的にお勧めする事は出来ません。

理由としては、スワップ目的でトレードをしていても利益が出ないからです。

スワップポイントを目的とした投資は昔からありますが、軒並み売買レートよりも最終的には差金決済時に負けてしまいます。

スワップポイントで利益を出すための本などが、多く出版されてきましたが、高金利の通貨ですと基本的に一方通行になりやすく、差金分でマイナスとなる事が多いです。

また、何年か放置するとマイナス分も金利で、プラスに転じると書かれていますが、その分を投資に回して、トレードをしたほうが、利益を伸ばす事が出来ます。

世間では反対意見が、少ないと思われますが、放置をするだけでそこまで、利益を生む事が出来ないので私はお勧めする事が出来ません。

何年放置したとしても、結局数十円、数百円のプラスにしかならないのであれば、高金利通貨を長期間持つ必要性はあまり無いと考えるからです。

スワップ金利とは

まずはスワップ金利について、説明していきます。

スワップトレードで注目されるものとして、トルコのトルコリラ、メキシコのメキシコペソ、南アフリカのランドが上げられます。

このような新興国の金利水準の高い国の通貨を購入しますと、スワップポイントと呼ばれる収益がポジションを決済するまで毎日得られます。

スワップポイントは「金利差調整分」とも呼ばれ通貨間の金利差によって発生する利益になります。

日本の円のような超低金利の国の通貨を売って、金利が高い水準の新興国通貨を買う事で、大きな金利差が発生します。

その差がスワップとして、毎日積み上げられます。

スワップポイントは1日以上通過を持たなければならないので、FX会社のクローズの時間で何時得られるのか変わってきます。

基本的には、日本時間の午前6時40分(サマータイムでは午前5時40分)にニューヨークの市場が閉まってから受け渡されます。

外国為替取引では、通貨や代金の受け渡しが、2営業日後に行われる定めになっていますので、会社によってはラグが生じ、口座に反映されるまで、にはタイムラグが生じます。

なぜスワップ取引をすべきではないのか

一昔前は、スワップ取引は非常に行こうな取引手段だといわれて着ましたが、私から言わせるのであれば、するべきではありません。

理由は資金効率が悪いからです。

せっかくレバレッジを掛けて、取引をする事の出来るFXですが、わざわざレバレッジを掛けてまで、差金分の損失を常時保有する意味がないからです。

レバレッジを掛けることが出来るのであれば、複利の効果で、さらに大きなロットでトレードをしていくほうが、手持ちの資金を腐らせずに取引をする事が出来るからです。

また、多くの高金利新興国の通貨では、インフレが進み、価値が下がり続けるため、トレンドとしては年間を通して、下落トレンドのまま、上昇をする事がすくないです。

いくら、何年後かにスワップ分で得をするからと言っても、トレードをしている以上、マイナスのポジションを常に保有する事は精神衛生上いいことではありあません。

この画像はドルリラでの月足となります。

一見上昇し続けてるように見えますが、上昇している理由はリラの価値が下落し続け、ドルの価値が上昇しているためです。

金利の差分で、ドルリラはショートスワップが付きますが、スワップの金利分をトレードで帳消しになるほど、差金でマイナスを出してしまいます。

さらに月足でこのようにリラの価値は下落しつづけるので、長期の目線でも損をしてしまいます。

さらにこのようなマイナーな新興国の通貨ですと、ポジション比率が金利を目的とした投資で、偏ってしまうため、さらに一方通行となってしまいます。

もっと噛み砕いて説明をするのであれば、スワップ通貨で、プラスになる人間が少ないので、お勧めする事ができないのです。

偏ったポジションが存在するのであれば、それを狙った、ヘッジファンドも存在するので、ヘッジファンドからすれば、金利目的の投資は長期であればあるほど、狙われやすくなります。

そうなってくると、やはりスワップポイントを目的としたトレードは避けたほうがいいと考えています。

南アフリカランドの例も見ていきましょう。

こちらもみていただけると分かるように、月足でのトレンドも上昇し続けています。

しかし、トルコリラに比べて、上昇のペースは遅いですが、長い眼で見ると、南アフリカランドもインフレし続けていると考えられます。

チャート的にはショートを出来る場所が多々ありますが、ね狙ったように下落をして差金と、スワップを両方獲得できるとは思えませんので、こちらのトレードだとしても、非常に難しいものとなっています。

メキシコペソでも上昇基調になります。

高金利である通貨はインフレと切っても切り離せないものとなっていますので、下落に転じる可能性が低くなっています。

トルコリラほどの強烈な上昇ではありませんが、それでもトレンドを変えるほどのファンダメンタルズはありませんので、長い眼で見れば損をしてしまう可能性が高いといえます。

スワップについてのまとめ

私自身スワップを目的とした、トレードをする事はありませんが、今現在でも、スワップポイントを目的とした、トレードを進める本は多く存在します。

しかし、実態はほぼ負けが確定しているようなトレードを強要されう者となっています。

結論としては、安定性のある、ドル、円、ユーロは国際通貨としての信頼性を獲得しているので、インフレする事がまずありえませんが、しかし、新興国の通貨は経済の発展とともにインフレが極端に進行してしまいます。

結果として、価格の下落が生じるのです。

そのため、スワップポイントを目的とした場合は、高確率で、ポジション自体が含み損となってしまいます。

どの通貨にもスワップポイントは存在していますが、中一すべきなのは、トレンドです。

もし、上記チャートが全て下落トレンドであるのならば、ポジションのプラスと、スワップポイント、両方を受け取る事ができ、大きな利益となります。

しかし、そのような場合は、ドルの価値が不安定であったり、世界的情勢により安定した通貨の信頼性が、失われた時になりますので、トレードをしている場合ではありません。

総評としては、スワップでの利益を出すことは、長期で見ると、損をする確立が高くなるからです。

今回はスワップについての記事になります。呼んでくださりありがとうございました。

また、管理人である、二宮が運営している、経営しているサロンがあります。こちらでは、私が、運用しているEAの販売もしています。

詳しくはリンクを張っておきますので気になった方はよろしくお願いします。

こちらのEAですが、私が実費を投じてい結果が出せていますので、巷には蔓延る詐欺のようなものではありません。

さらに私が運営しているサロンでは、トレードについても発信しているため、ブログで書けないような事も発信しています。

リアルタイムで更新しているので、情報が古くなる事もなく、常に最新のトレード情報を直接聞けるかと思います。

そちらのに興味がある方、最後にリンクを張って起きますので、そちらからよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA