副業としてサラリーマンがFXをやるケースが増えてきました。
それではサラリーマンが副業としFXや株で取引をする場合、適しているトレードスタイルは何でしょうか?
当然本業の仕事があり、副業によって本業の仕事に影響を受けてしまっては本末転倒です。
本業に影響がでないようなトレードスタイルにする必要があります。
となると、必然的にとれるトレードスタイルは制限されてしまいます。
今回はサラリーマンが副業としてFXをやる場合におすすめなトレードスタイルについて見ていきます。
FXを副業でやるサラリーマンにおすすめなトレードスタイルとは?
サラリーマンにおすすめなトレードスタイルは以下の通りです。
・スキャルピング
・スイングトレード
スキャルピング
スキャルピングは時間の取れないサラリーマンには適していない。
そう思った人も多いはずです。
しかし、FXは基本的に24時間マーケットが開いているため帰宅後であったり、昼休憩、通勤電車などで、こまめに空き時間を見つけてトレードすることが可能です。
いくらサラリーマンの8時間労働といったって、実際のところ8時間ずっと仕事をしているわけではないです。
特にデスクワークであるなら適度にアイスブレイクを入れているはずです。
そういった空き時間に時間を分けてトレードするのであればスキャルピングが適しています。
取引通貨にもよりますがポジションの保有時間が数分で終わるため、空き時間でも十分トレードをすることは可能です。
ただし、スキャルピングはトレードの難易度は高めなのでFX初心者が、しかもサラリーマンという時間が取れない人がいきなり始めるのはやめたほうが良いでしょう。
逆に既にトレード経験が豊富であるのなら、サラリーマンでもスキャルピングはおすすめできます。
スイングトレード
サラリーマンにおすすめなトレードスタイルとして、スイングトレードをおすすめします。
これはデイトレードがおすすめできないという消去法であるのと同時に、スイングトレードは画面の前にへばりつかなくとも個人投資家が現実的に勝てる投資法でもあるからです。
スイングトレードであれば小さな値動きに一喜一憂することなくトレードが可能です。
従って、仕事中に相場が気になってしょうがないという状況が起きにくくなります。
サラリーマンがスイングトレードをするデメリットとして、ポジションを持ち越すことが挙げられます。
ポジションを持ち越すのが怖い、持ち越して損してメンタルを病んで仕事に影響が出てしまうのでデイトレードがおすすめという言説もありますが、そういう方は残念ながらそもそも投資をやるのに向いていません。
FXであろうが、株であろうが、投資で勝つにはメンタルコントロールは必須です。
もちろん誰しもはじめは大きな損を出すとメンタルに来るものですが、それを怖がっているようであればそもそも副業で損を出す可能性がある投資はやるべきではないといえます。
それなら損を出す可能性が限りなく低いアフィリエイトでもやったほうがいいのではないでしょうか?
なお、スイングトレードを行う場合は必ずアラームを入れて通知をONにしておきましょう。
アラームとは各チャートツールについてある、事前に設定した値に来たら教えてくれる機能です。
アラームといっても実際に音が鳴らさずにメールやメッセージで知らせる事が可能です。
そしてスマホスタンド等でスマホを立てておき通知が見えるようにしておけばOKです。
サラリーマンにはデイトレードはおすすめできない
サラリーマンにおすすめなトレードスタイルとしてよく挙げられるのがデイトレードですが、正直いっておすすめできません。
デイトレードであれば一日の間で良いタイミングで売買しなくてはならないため、ポジションを持ったら相場が気になってしょうがなくなります。
こうなると本業の仕事も中途半端になり、本業の仕事をやりながらのトレードとなるので注意散漫となり結果としてトレードでも負けていくのがオチでしょう。
そもそも人間の脳はマルチタスクができるようにはできていません。
会社の仕事でもそうですが、基本マルチタスクをせざる得ない状況であれば部下やら外注やらに仕事を投げるはずです。
だからこそ、値動きの上下に一喜一憂する可能性のあるデイトレードを本業の仕事をやりながらやるのは悪手といえます。
スキャルピングの場合は空き時間を利用して数分で取引を終えれるため、仕事をやりながらのトレードというよりも空き時間に集中してシングルタスクとして取り組めるので、難易度は上がってしまいますがデイトレードよりかはおすすめできます。
最もおすすめできるのは自動売買によるシステムトレード
時間もメンタルも気にせずトレードできる手法がサラリーマンにとって理想的なトレード手法といえますが、そうなってくると一番おすすめできるのは自動売買によるシステムトレードでしょう。
自動売買をオンにしておけば自動売買ソフトが機械的に自動でトレードしてくれるため、時間もメンタルも気にせずトレードすることができます。
ただし、自動売買ソフトの場合は完全に機械的であるからこそ、ファンダメンタルズ要因には弱い傾向があります。
重要な経済指標の前やFOMCの会合前などはポジションを決裁して自動売買をオフにするなどの相場環境の見極めは必要になってくるでしょう。
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